おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。

【サイエンス】

「超音速機の実験に成功　ＪＡＸＡ、騒音を低減」

宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は２７日、超音速機から発生する騒音を減らすことを目指した無人の試験機の飛行実験に成功したと発表しました。騒音の低減を示すデータが得られたとの事。

実験は２４日、スウェーデンで同国の宇宙機関の協力を得て実施しました。気球で試験機を高度約３０キロに上げてから落下させ、約２分後に高度約８キロの地点でマッハ１・３９の超音速に達した後に発生するソニックブームと呼ばれる大音響を観測機器で計測しました。

先端や尾翼の形を工夫することで、設計時の想定通り、超音速機の騒音の主因である空気の圧力の変化量を半減できました。ＪＡＸＡは平成２５年にも同様の実験を行ったが失敗。昨年に再実験する予定だったが、気象条件が悪く実施できていませんでした。

【シンクロ】

「シンクロ世界選手権」

水泳の世界選手権第４日は２７日、ロシアのカザニで行われ、シンクロナイズドスイミングのチーム・テクニカルルーティン（ＴＲ）決勝で、日本（乾、三井、箱山、丸茂、中牧、中村、小俣、吉田）が９２・４１３３点で銅メダルを獲得ました。

２６日のデュエット・ＴＲの銅に続くメダルで、チーム種目では２００７年大会以来のメダル獲得となりました。優勝はロシア、２位は中国。非五輪種目のソロ・フリールーティン（ＦＲ）予選は、乾友紀子（井村シンクロク）が５位で決勝に進みました。オープンウォーター男子１０キロで、平井康翔やすなり（朝日ネット）は１１位、宮本陽輔（自衛隊）は３５位でした。

【将棋】

「羽生棋聖が公開対局　大手町でフェス」

小・中学校将棋団体戦の開催に合わせ、千代田区大手町のサンケイビルで２７日、「サンケイ将棋フェスティバル」が開かれ、羽生善治棋聖と郷田真隆王将による公開対局や、１４人の棋士、女流棋士が一般の参加者と対局する指導対局が行われました。

ビル前には縁台が特設され夏らしい涼やかな浴衣姿の女流棋士が登場すると歓声があがる一幕も。指導対局は駒落ちのハンデ戦も選択可能だったが中には棋士に勝利する参加者もいました。

祖父の影響で将棋を始めたという川崎市宮前区の小学３年、土田嵐義（らんぎ）君は、憧れの中村太地六段と対局して見事勝利。土田君は「１５手ぐらい先を考えながら臨んだ。中村棋士に『負けました』と礼をされたときは驚いたけれどうれしかった」と興奮を隠せない様子で話していました。

約４３０人が観戦した羽生棋聖と郷田王将の公開対局では、プロ棋士の解説に熱心に聞き入りながら、駒の進めかたを手帳に書き込むファンの姿もみられました。

それでは本日も一日よろしくお願い致します。