水回りの豆知識
トイレに関する豆知識
トイレの雑学
3. トイレトレーニングに最適のトイレを選ぶには?
乳幼児期から2歳~3歳にかけて、赤ちゃんが自分の意志で用を足せるようにすることを「おむつはずし」もしくは「トイレトレーニング」と呼びます。
例えば、お子さまが生まれたばかりの家庭をお持ちで、家を建てたり(トイレを含む)リフォームをお考えの場合、お子様が不安感を持たず、自然とトイレで用を足す事を覚えることができるよう設計する、というのも一つの考えかもしれません。しかし、そういった用途に最適のトイレとはどういったものなのでしょうか?
トレーニングに最適なトイレとは?
まずは、子供がトイレトレーニングを始める際、何を不安に思うのかを知る事から始めましょう。
一般的なトイレの場合、狭く圧迫感もあり、さらに水を流す音がこわいなどトイレに対する不安が強いものなのです。 そのため、トイレトレーニングは広い場所を使う必要があります。乳幼児期には、おまるや補助便座を使用する事が多いですね。
例えば、幼稚園や保育園のトイレは低く、広く設計されています。
さすがにこの時期に赤ちゃんに合わせる、というのは大人が使用するときに逆に不便に感じてしまうかもしれません。家のトイレでトレーニングをするのは、おおよそ3歳児以降。おまるなどで「自分で用を足す意思」が芽生えた後の事です。その時、あまりに便座が高すぎると子供にとっては使いづらく、男児の場合便器からはみ出してしまう可能性が高いでしょう。そのため、便器に座れるよう台を置けるようなスペース、つまり便器とドアの間の空間に広くスペースをとれることが重要になるのです。
3年後、4年後のこどもの成長に合わせてトイレを選ぶ、というのも少しわくわくしませんか?