水回りの豆知識

30. 温水トイレでもエコは可能!節電・節水のポイント

賢い主婦の条件と言えば、家庭内の費用のやりくり。エコブームもあり、節電への注目度はここ十数年高いままです。しかし、「最新型トイレでエコができるか?」ということに関しては、なかなか認知されていないかもしれません。温水洗浄機能の家庭への普及率は日に日に伸びている分、電気の使用量が気になる方も多いのではないでしょうか?

もちろん、使用しない間は放熱を防ぐなどの節電機能つきのトイレも多く登場していますが、それでもより賢い主婦を目指すなら、機能以上に温水洗浄便座を正しく使ってエコを目指しましょう。

便座の温度調整は控えめ

温水洗浄便座(ウォシュレット)は、一度使ってみるとやみつき(?)になるほど心地よいものです。しかし、放熱は電力を使用するため、必要のない程温度を高く設定したり、夏場に汗をかくほどであれば、弱め、あるいは季節によっては切ってもよいでしょう。
同様に、温水洗浄便座(ウォシュレット)の水を高くし過ぎないのも一つのポイントになるでしょう。

女性特有の悩み

排泄音は女性が気になるナンバーワン。となりに聞こえないように、水を流しながら・・・というのはもちろん、一回の使用で2倍の水量を流してトイレを済ますことはエコではありません。そこで生まれたのがトイレの機能、擬音装置。どうしても気になる場合は、導入を検討してもよいかもしれません。

日々の掃除も流すのは一回に

例え自動洗浄機能が付いていても、トイレの床や壁の掃除は定期的に必要です。それらの掃除の際、細かくちぎったペーパーを都度で流していたら、水がもったいないです。
もちろん、掃除に使用したトイレットペーパーをためて流したり、ウェットティッシュなど流れにくいものを流すのは、詰まりの原因にもなるため厳禁です。最も良いのは、燃えないゴミに出すことが最良です。

小さいお子様にもトイレでエコの意識を

最後に、トイレトレーニングと一緒にエコ意識もお子様に教えることをお勧めします。使用後のトイレの電気を細かく消したり、便座のふたを閉めたり。こういったエコの芽生えともいえるような細かな気配りは、子供が小さい時から教えるのがよいでしょう。お子様だけでなく、家族全員がエコの意識をもち、気持ちよくトイレが使用できれば幸せですよね。