水回りの豆知識
トイレトラブルの対処法
トイレトラブルの対処法
2. トイレに物を落としてしまったら?
スマホやボールペンなど、大事なものをトイレの中に落としてしまった!
そんな経験を持っている人は多いのではないでしょうか。そんなときの対処法をお教えします。
まず一番にやるべきことは、止水栓を閉め、水の流れをストップすることです。
ここから落ちついた対処を考えていきましょう。
小さなものでも角ばっていて、奥まで一気に流れない形状のものであれば、まずは止水栓を閉め、ゴム手袋を使って排水口の奥まで手を伸ばしてみましょう。手前で留まっていれば取り除ける可能性があります。
また、目視できないところまでモノが流れていってしまった場合には、ラバーカップを使うことをおすすめします。その際、ラバーカップの先をしっかりと便器に貼り付け、空気が抜けないように気をつけてください。押し引きを何度か繰り返せば、もしかしたらあなたが落としたモノが顔を出すかもしれません。
また、指輪やイヤリングなど、小さくて本当に大切なものを落としてしまった場合、配水管を通ってすでに流れてしまっているケースが考えられます。その場合は、便器を取り外して探すことになります。
もし、なくなっても問題ないと思うものを落としてしまった場合でも、ラバーカップなどを使って取り除くことをおすすめします。排水管に中に流れてしまった場合、そのモノがつまりの原因になってしまうこともあるからです。特に、角ばったものや、硬いものは排水管の中でつっかえ棒のように留まってしまい、トイレの流れを止めてしまうので、よく注意しましょう。
また、つまりが取れたかどうか分からないとき、特に何かを落とした覚えのないときなど、まずはバケツなどで水を汲み、その水を流してみて下さい。つまったままの状態でタンクの水を流すと、汚水が溢れてきてトイレの部屋全体に被害が及んでしまう可能性があります。
つまったものが引き出せないときは、慌てず日本水道センター(0120-506-123)にお問い合わせください。症状に応じて、最善の方法でつまりを解消いたします。