水回りの豆知識

4. トイレの悪臭がひどいときは?

トイレの臭い、諦めていませんか?

臭いがストレスになっているけれど、その原因がわからない、ということはよくあることと思います。
でも、原因を知れば、解消方法は意外とあるものです。
まず、トイレの臭いのいくつかの原因を知っていきましょう。

壁に染み付いている
最も多い悪臭の原因は、床や壁に臭いが染み付いている場合です。
床がタイルの場合は、目地の部分を特に注意して洗剤で水洗いすると、意外にもすぐに臭いが取れることもあります。タイル意外の素材で悪臭が染み込んでしまっている場合は、思い切って壁紙クロス・床のクッションフロアを張り替えることをおすすめします。

トイレと床の隙間に染み付いている
便器を止めるネジが緩んでいる場合などは特にですが、床と便器の間から悪臭が立ちこめている場合があります。その場合はネジを締めるなどすると悪臭がある程度限定的になります。また、ネジの開け閉め以外にも、そもそもトイレと床の取り付けに不備がある場合などがあります。この場合は、私たち日本水道センター(0120-506-123)にお任せください。

ウォシュレットの臭い
ウォシュレットも臭いの原因になります。洗浄しないでそのまま使用していると、臭いだけでなく、衛生面にも問題をきたしますので、提起的に洗浄しましょう。ただ、ウォシュレットは電気製品なので、取り扱いは他の部分と同様というわけではなく、たとえば、やわらかい歯ブラシなどで洗うのがいいでしょう。

「水封」がない
たまに、便器に水がたまっていない状態のトイレをみたことがありませんか?これ、実は臭いの原因になるのです。便器に水がたまることで、臭いがあがってこないように臭いを封じている。実はあの水は、悪臭防止の意味合いもあるのです。水封の調整に関しては、トイレのタンクがあるものとないものでことなりますので、ご自身のトイレの種類を考慮しつつ、対処していきましょう。

排水パイプのつなぎ目に溜まった汚れ
排水パイプのつなぎ目などに屎尿カスが溜まってそこから臭いを発していることもあります。その場合、そのつなぎ目をしっかりと洗浄すれば、臭いが取れるケースがあります。

トイレ以外の臭いの原因

そのほか、トイレそのもの以外にも、換気扇の目詰まりによって悪臭が外へ逃げていかないケースなどもあります。 定期的な点検・掃除を心がけましょう。

また、換気扇の近くにトイレの窓がある場合、臭いが逆流することもありますので、窓を開けた場合と開けない場合の臭いの違いを確認するなどし、臭いが逃げやすい環境を作ってあげましょう。

また、浄化槽の問題なのかもしれないと思うことがあるかもしれません。 そもそも、浄化槽の中には悪臭を分解する微生物が働いているため、臭いの原因になることはそこまで多くないのですが、あるケースとして、その微生物の働きが弱まっていることも一因になることもあります。その場合も、私たち日本水道センター(0120-506-123)にご相談ください。

梅雨などの季節はとくに臭いが気になるもの。 一度、原因を明確にしてからそれに応じた対処法を試してみましょう。