水回りの豆知識
給湯器に関する豆知識
3. 給湯器の号数って何?
給湯器の「号数」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
給湯器は、いわゆる出力を図るための指標として10号から28号までの号数を用いています。
この10や28といった数字はそのまま、「水温プラス25度のお湯を1分間にどれくらい出せるか」という数字と同じものになります。
つまり、「10号であれば10リットル、24号であれば24リットル」出せることになります。
では、日常に使うときにどれくらいの号数が適切なのでしょうか。 小さすぎる場合も、大きすぎる場合も相応に問題が出てくるでしょう。
10号は、主にスポットでお湯を使うレベルなので、シャワーでの利用は難しいです。16号なら一人暮らしでも1年を通してシャワーを使うことができるレベルになります。 ワンルームであれば問題ないでしょう。家族がいて、シャワーを使いながら洗い物をしようとするなら、20号以上が必要になってきます。 また一般的な目安としては、4人家族では24号程度が良いとされています。28号にもなるとかなり余裕のある設備になります。もちろん28号ともなると、機器の値段なども相応に高くなりますが、通常はここまで必要ありません。
また、出力が高いという事は、機器の価格のみならずそのまま水道代にも直結してきます。もちろん、沢山水が出るという事はそれだけ水道代も上がるという事。不必要に高い号数のものを選んでしまうと、それこそ普段から水道代が高いなんてことになりかねません。重要なのは、ちょうどいい号数を選ぶ事です。 給湯器の号数についてのご相談は、 日本水道センター(0120-506-123)までお問い合わせください。